看護師は憧れの職業の一つかもしれません。ハードな仕事内容ですが、その分やりがいのある職業でもあります。看護師として働くには資格が必要となります。今回は、看護師になるための資格、看護師免許を取得する方法について、まとめました。
看護師免許のとり方
看護師免許の資格の取り方には様々な方法があります。
正看護師の資格の取り方には、学校に入学するタイミングで分類すると大きく分けて2つあります。
中学卒業後看護師免許を取る方法
まず、最初に中学卒業後です。看護師5年一貫校で最短距離で看護師国家試験に臨む方法があります。
一方、まずは准看護師を目指すという方には、高等学校衛生看護科(3年過程)もしくは准准看護師養成所(2年過程)に入学して、学び准看護師試験を受ける方法があります。
その後定時制3年の養成所で学べば看護師国家試験を受験することができます。通信制過程(2年)で看護師国家試験を受けるためには実務経験が7年以上必要です。
高校卒業後看護師免許を取る方法
2つめに高校卒業後での資格の取り方についての説明をします。
定時制3年の養成所で学ぶ方法、専門学校(全日制3年)で学ぶ方法、短期大学の看護学科(3年)で学ぶ方法、大学の看護学科(4年)で学ぶ方法があります。これらの学校を卒業すると看護師国家試験の受験資格が得られます。
ここで、働きながら看護師を目指す人は、准看護師の資格を取得してから3年間(定時制)の看護専門学校で学び、正看護師になる方法が最良です。准看護学校に通っている間は看護助手として勤務し、看護専門学校に在学中は准看護師として活躍するという意味です。
看護師の国家試験受験資格の期間
なお、看護学校を卒業すれば、国家試験受験資格の期間に制限はありません。
卒業して時間がしばらく経過しても受験することはできます。ですが、できるだけ早めに受ける方が国家試験の内容を記憶しているので有利です。ここで、国家試験に合格してはじめて、正看護師免許を取得することができます。
