就職活動が始まると企業や学生の間で飛び交う「内定」という言葉。内定が取れると安心するし、取れないと焦ったりするなど、いつも学生を一喜一憂させます。今回はそんな「内定」について、そもそも内定とは何なのかという所から、内定のためにすべきことまでご紹介していきます。
就活の「内定」って何?
内定とは、企業が学生を正社員として迎え入れる約束のことを指します。
しかし、口頭で内定と言われただけでは正式とはいえず、内定をもらった学生が内定承諾書や採用承諾書と言われる契約書を企業に提出し、企業がそれを受け取った時点で正式に「内定」ということになります。
正式な内定と区別するために、口頭での約束や学生が書類を提出する以前までは、「内々定」などという言葉もあります。内定と内々定にはほとんど違いが無いという人も多いので、その場の文脈で判断する必要があります。
内定をもらったら就活は終わり?
企業が学生に入社を約束した時点で就活はおしまい…と思いきや、全ての学生がそういうわけではありません。
内定をもらったあとも、かなりの数の学生が就活を続けています。その理由は、「もっと良い会社に入りたい」「本命の面接のための練習」「なんとなく受けてみたら受かった」など様々です。
企業にとっては学生からの内定辞退は困るかもしれませんが、学生にとってみれば確実に卒業後に入社出来るよう必死なのだということもできます。それだけ就活は大学生を悩ませる死活問題なのです。
内定をもらうためにすべきこと
まずは自分の手と足を動かして情報を収集することです。まずそもそも行動を起こさなければ、企業の採用活動の情報を得ることも出来ませんし、選考活動に参加することさえできません。具体的にまずやるべきことを2つご紹介します。
1.就活サイトに登録する
一つはリクナビ、マイナビ、日経就職ナビという3大就活サイトに登録するか、大学の就職支援センターに行くことです。
前者は、大企業や自分の居住地域とは異なる地域にある企業に行きたい場合、欠かせません。
逆に後者には、地元の企業や中小企業などが求人票を持ってきている場合が多いです。もちろんどちらも活用した方がより情報収集できるのは言うまでもありません。
2.説明会に参加する
もう一つのコツは、説明会に参加することです。就活を始めるきっかけにすることが出来ますし、自分以外の大学生がどのように就活を行っているかを知る場にもなります。
また、エントリーシートの内容や面接の受け答えを作るためにも、説明会には参加した方が良いと私は考えます。
参加することでより具体的な情報が得られるので、他の学生との差別化が図れるので、その企業への志望度が高く時間があるなら参加したほうが良いでしょう。
就職活動は確実に
以上、就活における内定についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。内定は多くの大学生にとって大きな悩みですが、ひとたび内定を得ると大きな自信にも繋がります。ぜひ、色々な人の意見も参考にしながら、就職活動を少しずつ進めていきましょう。