近年、行われるようになってきたプレゼン面接。
大学内でプレゼンを行ったことのある学生もいますが、中にはプレゼン自体、初めてという学生も中にはいるはず。そんな人にとっては、そもそもプレゼンをどのように行なったら良いか、対策の取り方も分からず不安ですよね。
今回はプレゼン面接の対策について、順を追って紹介します。
大まかな流れを考える
まずは与えられたテーマに対し、どのような流れで発表するかを考えます。
例えばテーマが「大学で専攻している学問」だった場合、「最初に専攻学問の簡単な説明、その次に今やっている研究の概要と目的について、最後に現在自分の研究がどこまで進んでいるかをまとめよう」などと、大まかに考えておきます。
最初から最後までストーリー立てて考えておくと、プレゼンに一貫性を持たせることが出来ます。
資料を作成する
資料を作成するときは、企業からの指定に沿って行います。例えばA4用紙で2枚程度、パワーポイントを使用すること等と指定がある場合は必ずそれを厳守します。
資料を作成するときのポイントはパワーポイントの場合は文字を詰め込み過ぎない、レジュメの場合は見出しを分けて分かりやすく作成することです。
加えて、数字データがある場合はそれを使用したり、適度にグラフや表にまとめて視覚的に理解できるようにしておきます。そうすると面接官が見て分かりやすいだけでなく、データの裏付けも踏まえた良いプレゼンだと評価してもらえるでしょう。
具体的な説明を考える
プレゼンの大体の内容が決まったら、次は具体的に何を述べるかを決めておきます。この作業は資料の作成と同時進行で行っても良いものです。
上手く言葉で説明できないなと感じたら、一度ワードやメモ帳などに書き出してみるのもおすすめです。自分の考えていたことを明確に言語化して理解することが出来ます。
また、プレゼン面接をするときは資料を手元に置いておくことも可能なので、不安な時は話す内容の簡単なメモ書きを持参すると良いでしょう。ただ、メモばかり見て面接官の顔を見ない、なんてことに陥らないようにしてくださいね。
時間を計測してプレゼンしてみる
流れを考え資料を作成し、当日の具体的な説明まで完成したら、時間を計測しながら一度声に出してプレゼンを行ってみましょう。
資料を作成していたときは多すぎるかなと思っていても、実際に計測すると時間が余ったりする場合はよくあります。
社会人にとって時間はとても大切。少し過ぎるくらいなら構わない企業が多いですが、あまりに時間がかかりすぎたり、逆に短すぎると悪い印象を与えます。出来るだけ指定時間丁度で話が終えられるように意識してみてください。
まとめ
プレゼン面接の対策について、ご理解いただけましたか?
最初はどうしたら分からなくても、資料を作成したり声に出して練習してみたりするうちに何となくプレゼンが出来るようになってきます。
資料も書ける所から書いてみて、出来るところから少しずつでも準備していくと良いですよ。