学生たち自身で考え、提案をまとめなければならないグループディスカッション。面接官に観察されていることもあり、非常に緊張し自分の力を十分に発揮できなくなってしまう就活生も少なくありません。今回は、グループディスカッションに臨む際のコツについて4つ、紹介します。
役割を把握しておく
グループディスカッションは場の流れで様々なことが決まりますが、ある程度のセオリーというものも存在します。
主に、話し合いの進行を務める「司会」、内容を書き留めておく「記録係」、時間を計測する「時計係」、発表を行う「発表係」の4つが、最初に決められる役でしょう。
役が決まらず話し合いが進まない状況は、それだけで面接官からの評価が下がります。自分がどの役割になっても良いよう準備しておきましょう。
喋り過ぎない
就活生の中には「グループディスカッションは如何に話して目立つかが重要」だと思っている人がいるかもしれません。もちろん、話し合いに参加して意見を発し、話し合いを活性化させるのは大切なことです。しかし、他の人をないがしろにしてまで話してはいけません。
面接官は話の内容だけでなく学生たちのコミュニケーション能力も観察しているので、「この学生は他の人の話を聞かないな」と低評価になってしまう可能性が高いからです。
開始前に他の学生と話す
グループディスカッションが始まっていきなり他人と会話をすると緊張しますよね。そこでおすすめなのが、面接会場に着いたときや空き時間に、面接を受けに来ている他の学生と事前に話をしておくことです。
そうすると自分も相手も緊張がほぐれて、スムーズに話し合いに進むことが出来ます。自分の知らない企業情報や就活のコツの情報交換にもなるので、勇気を出して話しかけてみてくださいね。
役割を持つ
コツの1番目に述べた役割ですが、「司会」「発表係」になると目立つことができます。
グループディスカッションで大切なのは、自分を良い印象に残すこと。話し過ぎはダメですが、目立たなすぎもいけないのです。司会や発表を行うとそれだけで印象に残るので、役をしっかりこなすことが出来れば高評価を得ることが出来るでしょう。
まとめ
グループディスカッションのコツはお役に立ちましたか?
グループディスカッションでは印象を残すことが大切だと言いましたが、それはつまり自分の中の光る一面を面接官に嗅ぎ取ってもらうこと。程よいアピールでぜひグループディスカッションを乗り切ってくださいね。